スマホ向けのアプリ開発は、非常に需要が高い傾向が続いています。2010年代にスマホが普及したことにより、ユーザーの行動様式は大きく変わりましたが、IT業界の開発現場も同様に急激に変化していきました。
パソコンの所有率が頭打ちになったのとは対照的に、スマホの所有率はパソコンを追い抜いているのです。それを証明するかのように、スマホは持っているもののパソコンは持っていないという人も出てきています。
そこでスマホ向けのアプリ開発に乗り出す企業も増加しており、求人数が非常に多くなっているのです。IT業界のスマホ向けアプリ開発の現場で働くために必要なスキルは、スマホのOSによって大きく異なります。
iOSアプリの開発現場で求められるプログラミング言語がSwiftで、iOSを手がけるApple社によって開発されました。Apple製品の人気の高さから、Swiftも多数の開発現場で用いられているので、押さえておくと良いでしょう。
Androidアプリの開発現場でよく用いられるのが、JavaやKotlinです。Kotlinは、Androidアプリの公式開発言語として認められています。また、KotlinはJavaとの互換性があるため、できることなら両方を学んでおきたいところです。
Androidアプリの開発現場は人手不足の傾向が強く、それを見越してJavaやKotlinを学ぶのも良いでしょう。ですが、これらの言語を身につけていれば良いとは限りません。開発現場によっては、他言語が求められる可能性もあります。